「ねえ、どっちが最初にピッてやる?」
あの日、私はただティッシュやシャンプーなどちょっとした日用品が欲しかっただけなんです。
それなのに、気づけばレジ前でぐったりしている私。
理由は、こども×セルフレジ×姉妹バトルという最強トリオのせい。
憧れのレジで『ピッ』体験。そこに罠あり。
子どもってレジが好きですよね。
とくにセルフレジ。「店員さんみたいにピッてやりたい!」の気持ちを叶えてくれる、憧れの場所。
その日は有人レジが混んでいたので、ついセルフレジに並んでしまったのが運の尽き。
長女(当時5歳)と次女(当時3歳)が、
「どっちが最初にピするか」で早くも火花を散らしはじめます。
長女の“2連続ピッ”が火に油を注ぐ
「どっちが先にレジするかは、じゃんけんで決めたらどう?」と促す私。(正直どっちでもいいですがね笑)
‥じゃんけん、、ぽん!
じゃんけんで勝った長女。そして負けてふてくされる次女。早くも雲行きが怪しい‥
「やった〜!」と嬉しくなった長女が、勢いよくピ!ピ!と2回連続で商品を通過。
…はい、ここで次女ブチギレです。
「1個ずつ順番でしょ!!!」
次女、涙目で叫ぶ。
長女は「だって次女がじゃんけんで負けていじけてたから、レジしないかと思ったんだもん」と言い訳。
それをなだめながら、なんとか商品を通し終えたかと思いきや──
まさかの、袋詰めせず商品を逆戻し事件
わーわーと言い争いながら、さっきのように長女に2回連続でレジを通されまいと焦る次女。
袋詰めせずに次の商品をカゴからだすもんだから、
「え、これピしたやつ?まだだっけ?」とママも混乱。
それに対して『わかんない‥』と答える次女。
「もーー!ピッしたらすぐ袋に入れてって言ったでしょーー!!」
レジコーナーで怒る私。ああ、やっちまった。
見兼ねた店員さんがお調べしましょうか?と声をかけてきてくれました。
最後の難関『お釣り』でも、またモメる
店員さんのおかげで、無事全ての商品をレジに通したことを確認できました。店員さんありがとうございます‥
「ふう‥これで帰れる‥」と精算機でお会計を終えた瞬間。
出てきたお札をすかさず奪う長女に、次女がまたも怒り心頭。
「次女がお釣りとりたかったのにー!!!」
でもその後、小銭がジャラジャラ出てきたので、無事次女もお釣りを取ることができました。
ありがとう精算機さん。
(そんなことくらいでいちいち喧嘩するな!といいたくなりますが、長女も次女もお互いライバルな存在になりすぎて、こんな言い争いが絶えません‥)
正直、レジのお手伝いしてくれてありがとうって素直に言えない私
こんなふうに喧嘩になっても、
「ママ、また次来た時ピってやっていい?」とキラキラした目で聞いてくる娘たち。
…うん、気持ちはありがたいんだ。
お手伝いしたい気持ちも、やってみたい気持ちも、すごく尊い。
でも、
正直、お手伝いありがとうって言う余裕なかったわ〜!!!(苦笑)
喧嘩しないでやってくれたらなおありがたい!
子育て中のセルフレジ=ちょっとした修行
ほんの5分の買い物が、
レジに立った瞬間から小さな修行タイムに変わる日常。
だけど、
このバタバタもあと数年すれば、きっと懐かしくなるのかもしれませんね。
いや、なるよね?…なるって信じたいです(笑)
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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