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勉強も就活も頑張って保健師になったのに、仕事が辛くて辞めたい‥本当に辞めた方がいい?続けた方がいい?
これは、わたしが保健師をしていた時に思っていたことでした。悩んだ結果、保健師から別の職場に転職をしたのですが‥今回はこんな風に私と同じ悩みをもつ方へ記事を書きました。
国立大学の看護学部を卒業し、看護師•保健師免許取得。
新卒で行政保健師として働く。
↓
保健師が辛くなった&結婚を機に引っ越すことになり転職を決意。
1つめの園:ブラック保育園で辛くなり退職
2つめの園:現役の保育園看護師(9年目)
保健師を辞めたい理由を整理する
保健師を辞めたい理由を紙に書く
保健師として働く中で「辞めたい」と感じた時。そんな気持ちが芽生えた時は、ぐるぐるもやもやと悩んだままにせず、その気持ちを整理してみましょう。もやもやした気持ちはまず紙に書き出してみることがおすすめです。紙に書くだけで、自然と自分の気持ちや考えがまとまっていきます。
具体的な手順はこんな感じです。
ステップ1 辞めたい理由を書き出す
どんな理由で辞めたいと思っているのか、一つ一つ書いてみましょう。「仕事が忙しすぎる」「人間関係がうまくいかない」など、感じていることを全て書き出します。
ステップ2 感情を書き出す
理由だけでなく、その時の気持ちも書いてみます。「疲れた」「悲しい」「ストレスがたまる」など、自分の感情を言葉にしましょう。
ステップ3 頻度を記録する
辞めたいと感じる頻度も書いてみます。毎日感じるのか、週に一度なのか、それとも特定の状況でだけ感じるのかを明確にします。
これらの情報を整理することで、具体的に何が問題なのかが見えてきます。辞めたい理由や原因がはっきりしてくると対処法も考えやすくなります。
保健師の仕事のどこが辛いのか考える
保健師として働く中で、辛いと感じる部分を具体的に考えることも重要です。私は次のように整理してみました。
1)仕事の内容
どの業務が特に辛いのかを具体的に書き出します。たとえば、「保健指導をしても、相手に響いている感じがしない」「書類作業が多くて残業をしないとさばけない」などです。
2)人間関係
職場の人間関係が原因で辛いと感じている場合、その具体的な内容を書き出します。「上司とのコミュニケーションがうまくいかない」「同僚との意見の違いが多い」などです。
3)職場環境
職場の環境が原因で辛い場合、それも明確にします。「健診の準備があってろくに休憩時間がとれない」「仕事場が遠い」など、具体的に問題点を書き出します。
これらを整理することで、辛さの原因がはっきりし、解決策を見つけやすくなります。具体的な問題がわかれば、上司や同僚と相談する時にも役立ちます。
保健師を辞めたい時に話し合う相手
信頼できる人に相談してみる
保健師の仕事が辛くて辞めたいと思ったら、自分の中だけで抱え込まずまずは信頼できる人に相談してみるのも大切。でも、“辞めたい”という真剣な悩みだからこそ、相談相手はしっかり選びましょう。
1)家族
家族は良くも悪くも自分の身近な理解者のため、親身になって話を聞いてくれます。経済面や生活面でのアドバイスも受けやすいです。
2)友人
仕事とは関係ない友人に話すことで、客観的な意見をもらえることがあります。私は友人に相談をして、仕事から離れた視点でアドバイスをもらえたことで気持ちが軽くなりました。
3)先輩
保健師として長く働いている先輩に相談すると、実際の経験に基づいたアドバイスがもらえます。先輩も同じような悩みを乗り越えてきたかもしれません。
4)同僚
同じ立場で働く同僚に話をすることで、共感や理解を得られます。似たような悩みを共有することで、お互いに支え合うこともできます。
5)転職専門のアドバイザー
専門のカウンセラーに相談することも一つの方法です。専門知識を持った人に話を聞いてもらうことで、保健師以外の選択肢を待つことができます。
相談することで、自分の気持ちを整理できるだけでなく、他の人の意見を聞くことで新しい視点が得られます。ここまでくると、ぐるぐるもやもやと悩んでいた自分から一歩踏み出し、この先どうするか?と具体的に考えられるようになると思います。
保健師を辞める前にできること
保健師の職場環境を改善する方法
保健師を辞める前に、まず職場環境を改善できるかどうか考えてみましょう。まず次の方法は試してみる価値ありです。
1)上司に相談
上司に現状の問題点を具体的に伝え、改善の提案をしてみましょう。たとえば、「休憩時間を取ることが難しい」「業務分担を見直してほしい」などです。公務員の場合、そもそもの組織の在り方を変えるのが難しいので、すぐには改善しないかもですが、、言わないままだと何も変わりませんもんね。
2)業務改善提案
自分でできる業務の改善策を考えてみます。効率的に仕事を進める方法や、ストレスを減らす工夫を取り入れられないかな?と私が参考にしたのがこちらの本です。
3)環境の整備
仕事をする場所を整えることで、働きやすさが向上することもあります。机の整理整頓や、モチベーションの上がる仕事道具を買う、リラックスできるスペースの確保など、小さな改善から始めてみましょう。
これらの改善策をやってみることで、仕事が少しでも楽になり、辞めたい気持ちが和らぐかもしれません。また、自分自身の働き方を見直す良い機会にもなります。
保健師の仕事のやり方を見直す
●保健師として抱えている業務はほんとに多いですよね。この業務に集中したいのに、また新しい仕事が割り振られてもうパンク寸前‥また残業だ‥なんてことはしょっちゅうでした。
仕事のやり方を見直すことも、辛さを軽減するための重要なステップです。次のように仕事の進め方を見直せないか考えてみましょう。
1)優先順位を決める
仕事の優先順位を明確にしましょう。締切が近いもの、重要なものなどの仕事から先に取り組むことで、後の仕事が軽くなっていきます。
2)事務仕事を時短する“型”を作ってしまう
効率的に仕事を進めるためには、事務仕事に時間を使いすぎないことが大切です。前任の担当者の雛形を参考にしたり、周りにいる先輩で事務仕事が早い人に、書類をどう作っているか聞いてみるといいヒントがもらえますよ。
3)ストレス対策を行う
ストレスを感じた時の発散方法を考えておきます。意識して深呼吸や軽い運動をしたり、趣味の時間を持つことで、ストレスを軽減することができます。
私は、100均で購入したツボ押しグッズをデスクに置いていました。ちょっとした時間に疲れをとるように意識していましたよ。
保健師を辞めたい時の転職活動
保健師の転職先をリサーチする
実際私はこのような手順で考えてきて、転職をする選択をしました。でも、保健師からいまさら看護師になるなんて、医療行為のスキルもないし大丈夫⁇ 夜勤をする自信もないし。と悩んだ結果、今の保育園看護師の仕事を選びました。
保健師を辞めたいと感じたら、転職先をリサーチすることも大切です。今すぐ辞めたいわけではないんだけど‥という場合でも、次の転職先の候補を固めておくだけで、“いつでも辞められる”とむしろ気持ちが楽になったりしますよ。
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看護師求人ジョブメドレー保健師を辞めた後の生活設計
保健師を辞めた後の目標を立てる
保健師を辞めた後の生活を計画するには、具体的な目標を立てることが重要です。次のようなポイントで私は目標を立てました。
1)新しい仕事の目標を決める
どんな風な自分でいたいか想像します。そして、そのための転職先は具体的にどこがいいのかリストアップします。
2)生活の質を向上させる目標を立てる
仕事だけでなく、生活の質を向上させるための目標も設定します。例えば、「子どもにおかえりって言えるような時間帯で働きたい」「家族との時間を増やしたい」などです。
3)趣味や興味を広げる目標を考える
新しい趣味や興味を見つけることも大切です。「絵を描く」「楽器を始める」「旅行を楽しむ」など、自分の好きなことを目標に加えましょう。
仕事以外で楽しみがもてると、自分の幸福度がすごく上がりますよね。
こんな風に具体的な目標を立てることで、辞めた後の生活が明確になり、不安感が和らぎます。また、目標に向かって努力することで、新しい充実感を得ることもできます。
保健師を辞めた後の生活費を計算する
保健師を辞めた後の生活費を計算しておくことも重要です。
もしもあなたが、仕事に不満があって自分が辛いのに、“公務員は安定しているしな‥”という理由だけで辞められないのであれば、下記のステップに沿って具体的な生活費を計算してみると良いですよ。
1)現在の収入と支出を把握する
現在の収入と支出をリストにして、どれくらいのお金が必要なのかを確認します。家賃や食費、光熱費など、毎月かかる費用を全て書き出しましょう。
2)必要な生活費を計算する
辞めた後に必要となる生活費を計算します。収入が減る場合、それに合わせて支出を見直す必要があります。無駄な支出を削減する方法を考えてみましょう。生活費を減らすのではなく、スマホを格安SIMに変えたり電力会社を変えたりと固定費を削ることで、ストレスなく支出を減らせます。
3)貯金や退職金を確認する
貯金や退職金がどれくらいあるのかを確認し、それをどのように使うか計画を立てます。例えば、生活費の補填や新しい仕事に就くまでの資金に充てるなどです。
これらを計算しておくことで、経済的な不安を減らし、安心して新しい生活をスタートさせることができます。計画的に準備を進めることで、スムーズな転職後の生活を送ることができます。
まとめ
今回は、保健師を辞めたいと悩んだ時の解決方法を、私の経験もふまえてまとめました。
保健師を辞めたいと感じたら、我慢して働き続けるだけでなく転職先をリサーチしておくことも大切です。
今すぐ辞めたいわけではないんだけど‥という場合でも、次の転職先の候補を固めておくだけで、“いつでも辞められるんだ”とむしろ気持ちが楽になったりしますよ。
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